海上保安庁と海上自衛隊の住み分けの件

鳩山由紀夫首相は22日夕、臨時国会に提出方針の北朝鮮関係船舶に対する貨物検査法案に関し、
(検査活動は)海上保安庁で十分やり切れる。(海上)自衛隊がうんぬんかんぬんということを、
将来的に考える必要もない
」と述べ、自衛隊の関与は不要との考えを強調した。
首相官邸で記者団の質問に答えた。

麻生内閣が7月に提出した法案(その後衆院解散により廃案)は、
海保のみで対応できない場合は海自による活動も認める内容だった。

これに対し、新たな法案は、海自に否定的な社民党に配慮し、活動は海保に限る方針で、
首相発言はこれに沿ったものだ。 


10月22日20時48分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091022-00000209-jij-pol



日本のそういうお仕事の方々が日々訓練され、実力もすばらしいと聞いているけど、
万が一、あり得ないかもしれないが、
海上保安庁から殉職者が出た場合、迷わず日本政府は抗議の意味も込めて、「海上自衛隊」を派遣していただけるのでしょうか?

 政治的な活動のおかげで現場に支障が出るのはダメだと思う。いや、本当に。
民意として、そういうのを軽視するわけには行かないのは重々承知している。だが、貨物検査法案は一体いつになればと一個人は思ってしまうわけなのだが。

荒波の日本海を行く巡視船であっても、外洋能力がインド洋までいけるほど強いものは「一隻を除いて」無いと思いますよ?プルトニュウム運搬用「巡視船しきしま型」を使ったとしても。

海上保安庁の巡視船は近年、重武装化しつつある。
無論、原因は不審船事案であったり、北朝鮮工作船事案であったり、漢級原子力潜水艦領海侵犯事案であったりと、周辺各国の「威力行動」であると私は思っている。

日本最大級の唯一外洋能力がある「しきしま」は、
海上自衛隊の護衛艦より大きい「戦艦構造」であり、
護衛艦の搭載レーダーと同じレーダーを使用、ヘリコプター二機搭載。
凄い船であるが、『攻撃に耐えられる構造』であるだけであり、
海賊などのロケット弾使用のRPG攻撃には反撃する手段、打ち落とす手段が無いというのが現状である。

この「しきしま」は尖閣諸島を管区に持ち、日々最前線を巡視している。


かと言って、護衛艦の武器ではオーバーキルなのは当然ですね。
でも護衛できるのなら、そっちの方がいいと思う。

海上保安庁の「現状の巡視船」では対応できないであろう。
かと言って、今から造船では四年かかかる。
それならば、護衛艦を使うべきではないだろうか。
臨検隊に海上保安官を派遣する形でなら、現在ソマリア沖で派遣されてるように出来るのではないか。


無論、自民も無計画というわけではなさそうだ。

北朝鮮船舶の貨物検査も議員立法 自民、政府与党揺さぶり

 自民党は20日、北朝鮮関連船舶を貨物検査するための法案を26日召集の臨時国会に提出する方針を固めた。インド洋での海上自衛隊による給油活動を継続する法案と併せ、鳩山内閣や連立与党内にある立場の違いを浮き立たせて、揺さぶる狙い。

 党本部で20日開かれた国防部会で佐藤正久部会長は貨物検査法案に関し「政府が法案を用意している、いないにかかわらず、議員立法を検討せよ、というのが石破茂政調会長の指示だ。早急に進めたい」と表明。国土交通や外交など関係部会と成案をつくる考えを強調した。 麻生前政権は先の通常国会で、再核実験への制裁措置として北朝鮮に出入りする船舶の貨物検査を実施するための特別措置法案を提出したが、衆院解散で廃案となった。今回自民党はほぼ同内容を想定している。

 貨物検査法案をめぐっては鳩山政権内で、提出に前向きな岡田克也外相と、慎重姿勢の平野博文官房長官の違いが表面化している。

 給油継続法案については、海上自衛隊の派遣に関し国会事前承認条項を盛り込んだ法案を提出する。民主党の長島昭久防衛政務官が事前承認を前提に活動継続は可能との認識を示した経緯を踏まえ、給油継続に反対する社民党とのずれを際立たせる考えだ。
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102001000722.html



鳩山政権内でも意見が分かれている現状、「少数与党」と大多数な民主党との意見調整がいったいどのようになるのだろうか。
「元・少数与党」だったあの党やかつての政権の王者自民党も。

純保守的な意見提唱だったが、金融モラトリアムや郵政担当のあの大臣はなんと発言されるのだろうか。個人的には気になる次第である。
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