たばこの増税論議の件

1箱60円アップ たばこ税、3円アップ案が浮上 自民党

来年度税制改正で、たばこ税を一本当たり3円程度引き上げる案が20日、自民党内で浮上した。来年度予算編成で焦点となる社会保障費の増加分を2200億円圧縮する計画を達成するのが狙い。ただ一箱(20本入り)当たり60円の値上げには喫煙者の反発も予想され、議論を呼びそうだ。

現行の税制では一箱300円のたばこで、国・地方合わせて約175円のたばこ税が課税されている。自民党幹部は同日夜、「一本当たり3円上げると、国・地方合わせて数千億円の税収増が見込める。社会保障費に充てるほか、一部は葉たばこ農家の経営支援に充てたい」と語った。

自民党は20日、道路特定財源の一般財源化を巡り、暫定税率を含めた現行の税率水準を3年程度、維持する方針も固めた。麻生太郎首相は早ければ3年後に消費税率を引き上げる考えを示しており、これに合わせて自動車関係諸税の簡素化や税率を見直す。保利耕輔政調会長と津島雄二税制調査会長ら幹部が同日夕に会談して大筋合意した。(日経新聞社サイト「NIKKEI NET」より

 どこかの友人が聞いたらとても眉をひそめそうだ。
実はタバコ屋の免許を所持している友人が二人いるのだが、どちらも「昔から」の従来型店舗経営

ぶちゃけ、おばあさんが半分寝た状態で窓口に座っているあの感じ。
なんどか、私も近くの「個人商店」にお使いで買いに行ったものだ。
我が家は当時両親ともヘビースモーカーだったので、なんども買いに行ったものだったのだ。
もちろん、子供が買う行為が禁止されているも承知で、「安心」して売ってくれた。
だから、私の中の子供のお使いとは、小さな小物の「タバコ」が多かった気がする。
その頃は時代が許してくれた時代だったのだと今は思っている。

父はマイルドセブンが220-240円の時にはタバコを吸うのを辞めた。
「思いっきり吸ってたやつほど辞めやすい」と父の談。
父と一緒にチビチビ吸ってた母は、父が辞めても今でも吸っている。
でも、「今年になって」タバコ屋の自動販売機で買うことが皆無になった。
タスポを作らないことで、自分はヘビースモーカーではない!と示しているかのように。でも吸っている。我が家は母がホタル族。(余談だが、同学年の友人は「ホタル族」の単語の意味を知らなかった。死語なのであろうか?)




 真面目な話に戻ろう。
私はこのタバコ税アップをあるときの出来事を思い出す。

酒税法改正の時である。

 タバコも酒も免許と届出が必要であるし、特別な付加価値税をつけているのが殆ど同じである。
酒税法改正でビールに対する税金が上がり、発泡酒に人気が出た。
そして発泡酒の税金も上がり、新たに第三のビールと言われる新しい商品も出てきたのと何か同じつながりを感じる。

 取れるところから税金を取っている。そう感じてもおかしくないと私は思う。
ただ、タバコは「健康促進」というお題目で増税がしやすいのだと思う。主観的なものだが。

 一時、タバコ一箱1000円にする。とか話題になったときがある。1000円。我が家の母も多分禁煙準備にかかるお値段である。
この急激な増税案は、大戦下の「ひかり」を思い出す。「わかば」だったか。
1945年には、タバコによる税収は国税の20%をも占めていたといい、日清・日露戦争などの戦費調達のための重要な財源であった。


 タバコ税の財源は社会保障費をまかなうためのものであるそうだ。
タバコ特別税は国鉄事業団や林野庁へばら撒かれるものだが、基本的には社会保障費だ。
ただ、タバコによる医療費増加と増税分、タバコをやめたときの医療費削減とタバコ税減収が同じになるのならあまり意味が無いと思う。ただ、もっとアピール・広報して議論の活性化が望まれる。
タバコ吹かして、ゆっくりする暇は無いと思うのだが。
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